2.4GHz帯アンテナ
無線マイコンモジュール TWELITE に接続可能な各種アンテナと関連サービスをご紹介します。
アンテナは案件毎に要求される形状や適切な特性は様々です。このような多様な要求にお答えするため、無線マイコンモジュール TWELITE 用のアンテナを目的別にご用意しております。
アンテナの重要性
携帯電話やパソコン等の無線機能を内蔵した機器を使う場面は日常に多くあります。しかし、使用する際にアンテナを意識することはほとんどないと思います。
ところが、アンテナは電波を送受信する場所ですので無線通信性能を左右する大変重要なパーツなのです。
よって、アンテナの選択や設置方法で通信性能に著しい差が出ます。無線機器を扱う際はアンテナを意識していただくとより良い通信を得ることができます。
良好な通信をさせるために設置に関する情報をご覧ください。
電波認証取得済2.4GHz帯アンテナ
無線マイコンモジュール TWELITE に接続可能な認証適合した2.4GHz帯アンテナを各種ご用意しております。
TWELITE はアンテナを接続する端子タイプが同軸コネクタとスルーホールの2種類あります。使用するアンテナに応じて選択してください。
海外では国により使用できるアンテナが異なります。詳しくはお問い合わせください。
無線モジュール、アンテナ、接続ケーブルはセットで技適認証を取得します。技適認証取得済み以外のアンテナや接続ケーブルを使用することは電波法で禁じられています。
アンテナの選択
TWELITE のアンテナの実装方法は以下の3種類です。それぞれに特徴がありますので、適した方法をお選び下さい。
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設計コスト | ◎(ほぼ調整不要)※1 | ○(要調整)※2 | △(要調整)※3 |
部品コスト | △(外部アンテナ) | ○(ワイヤアンテナ) | ◎(親基板の一部) |
取付コスト | ○(コネクタ勘合) | △(半田付け) | ◎(なし) |
性能 | ◎(選択可) | ○ | ○ |
※1 アンテナの取付け位置を適切にすることにより性能を発揮します。ケースや親回路基板の影響を受けにくいです。
※2 アンテナの性能が親回路基板の影響を受けるため、調整が必要な場合があります。
※3 アンテナの性能を発揮させるために調整が必要です。(アンテナ性能評価サービスをご利用ください。)
同軸コネクタ接続
同軸コネクタによるアンテナの取り付けは親回路基板の調整不要でアンテナの取付け位置を適切にすることにより性能を引き出せます。
ケースや親回路基板の影響を受けにくいアンテナです。
同軸コネクタ用アンテナは実装場所や設置場所により豊富な選択肢の中から選べます。
ワイヤアンテナ
ワイヤアンテナはマッチ棒型、カギ型、ハテナ型の3種類から選択できます。
TWELITE を自動機で親基板に実装する場合は、実装後に親基板の裏側からワイヤアンテナの半田付け作業を行なってください。その際に親基板に開口が必要になります。 詳細
ワイヤアンテナを使用する場合は、親基板の銅箔パターンや周囲の導体に影響を受けます。比較的良好な特性を期待できるパターン例を提示します。 詳細
マッチ棒アンテナと同じ長さ (32mm) で、φ=0.8mm 以下の導線を用いアンテナを作成することも可能です。任意に折り曲げて使用可能ですが、曲げ方によっては性能が著しく低下する場合がありますのでご注意ください。
基板アンテナ
TWELITE を実装する親基板にアンテナパターンを形成することも可能です。
TWELITE CUEやTWELITE ARIAに実装しているアンテナです。
小型の無線タグを量産する場合に適しています。
アンテナ性能評価サービス
販売店
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