2.4GHz帯指向性(高利得)アンテナ
無線マイコンモジュール TWELITE-トワイライトに接続可能な認証適合アンテナをご用意しています。
無指向性アンテナが全周に電波を放射するのに対し、指向性アンテナは一定方向に電波を放射するアンテナです。無指向性アンテナより強い電波を単方向に放射します。受信感度も同様です。
電波の方向に対して水平方向のみではなく垂直方向にも幅を持っています。最大性能の半分になる角度をビーム幅(半値角)と呼びアンテナのスペックに表記されます。通信相手はこの範囲内に設置してください。電波方向の中心に設置した時に最大利得となります。
以下に2.4GHz帯指向性(高利得)アンテナをご紹介します。
ヘンテナ
ヘンテナは以下の特徴がある指向性アンテナです。
- 特徴1 横向きに設置したときに性能が出る。
→ アンテナの高さを低く抑えることができる。 - 特徴2 受信時は周囲に均一ではなく前後に強く放射され、側面には放射しない。受信時は前後の感度が優れ、側面の感度が低い。
→ 不要な方向に電波を放射しない。不要な方向からの電波を受信しない。
電波の方向
MW-A-P1447
型番:MW-A-P1447-10
JAN:4589512171188
両偏波パッチアンテナ
電波の方向
通常のパッチアンテナは電波の波のゆれる方向(偏波)が垂直または水平のどちらかですが両偏波アンテナは垂直と水平の両方にあります。受信感度も同様です。
通常のアンテナはお互いの偏波の向きを揃えないと感度が悪くなります。これは電波の波のゆれる向き(偏波)が異なってしまうためです。しかし、センサーネットワーク向けの用途ではセンサーの設置条件によってはアンテナの向きを揃えることが困難ですし、ウエアラブル端末のように移動している無線端末の場合はアンテナの方向は常に変化しています。 この問題を解決するためのアンテナです。両偏波パッチアンテナは相手側のアンテナの向きが垂直でも水平でも良好な感度で通信できるため、様々なモノとの通信や移動端末との通信に最適なアンテナです。
MW-AN-BP01
型番:MW-A-BP01
JAN:4589512170129
八木宇田アンテナ
八木宇田アンテナは一方向に強い電波を放射します。そして、一方向に感度が鋭くなっています。電波を飛ばす方向が特定している場合は向きを制限することと、通信距離を伸ばすことが可能です。拠点間の通信、 ビル間の通信や屋外での長距離通信等に適しています。
13素子八木宇田アンテナ
電波法の制限内で使用できる最も利得の高い指向性アンテナです。ビル間の通信等、屋外2点間の長距離通信に適しています。
型番:MW-A-022
旧型番:TWE-AN-022
アンテナ形式:13素子八木宇田アンテナ
アンテナ長:603 mm
重量:約1.2kg(取り付け金具含む)
利得:10.22 dBi(ケーブル損失を含む)
ビーム幅(半値角):E面約29度、H面約30度
付属ケーブル長: 1m(TWELITE BLUE用)、5m(TWELITE RED用)
※ 他にSMA変換ケーブル100 mm(損失0.33dB)が付属します。
※ アンテナとケーブルはセットでお使い下さい。セット以外のケーブルを使用した場合、認証を外れてしまいます。
※ 本商品は店舗での取り扱いをしておりませんので、ご購入の際はお問い合わせください。