多数接続
多数接続
たくさんつなぐ。

多数接続

TWELITE NETでは、接続台数に制限はありません。しかし、良好な通信を行うために以下についてご検討ください。

接続台数が適正数を超えると受信率の低下や受信したパケットを識別できなくなる恐れがありますので以下を考慮してください。

スループットに対する対策

複数の送信機が存在する場合に送信タイミングが十分にランダムである場合(例えば人が操作したときに送信される場合など)は問題になることは少ないですが、短い間隔で定期的にセンサの値を送信する場合は通信の輻輳などの影響により受信機となるTWELITEが電波を受信できなくなることがあります。そのため、輻輳などによる影響を少なくするために設定の変更やアプリの改修をして下記のような対策を組み合わせて使用されることを推奨します。

送信間隔を長めに設定する

通信できる子機の数は通信間隔に依存します。送信間隔の目安として送信機の台数*100ms 以上を推奨します。例えば、10台の送信機を使用する場合は送信間隔を 10*100ms = 1秒(1000ms)以上に設定してください。1分に1回程度、データが得られれば良い場合は、60000ms/100ms = 600台 以下であれば輻輳などの影響を少なくすることができます。

以下の計算フォームはTWELITE ARIA(無線温湿度センサー)の参考例です。

電池容量または送信間隔の値を変更し、計算ボタンを押すと最大子機数と電池寿命のおおよその目安を計算することができます。

電池容量
mAh
送信間隔
電池寿命の目安
611
20.4 ヶ月
1.67
最大子機数の目安
100

消費電流は試験用のサンプル個体の実測に基づき計算しています。、CR2032の容量を220mAhとしています。計算値は参考値であり、保証値ではありません。電池の性能や使用温度等の使用環境で変化します。

ランダムな遅延を入れる

TWELITEの送信前の遅延やスリープ時間をランダムにすることで、複数の送信機の電波の出力タイミングの同期や通信の輻輳などの影響を少なくすることができます。 パルアプリ、キューアプリ、アリアアプリでは標準で送信間隔を最大±10%程度ブレさせる機能があります。

通信チャネルをグループ分割する

通信チャネルの異なるグループを複数作成することにより、スループットを分散させ、送信間隔を短縮することができます。

例:11chの受信機、18chの受信機、26chの受信機を用意し、送信機の通信チャネルを 11、18、26ch に振り分けてグループを3つ作成する。

アプリケーションIDでデバイスをグループ化しても、スループットは改善しません。アプリケーションIDは、受信したデータが自分宛かどうかを判断する機能で同一の通信チャネルを物理的に使用していることに変わりありません。

アドレス

個体を識別するために使用するIDやアドレスを適切に選択する必要があります。それぞれの特長を以下に示します。

デバイスID
デバイスIDはインタラクティブモードで割り振ることができ、簡単に設定することができます。設定可能範囲は1~100で、最大接続台数は100台です。
ショートアドレス
ショートアドレスを使用する場合は約4000台まで接続することができ、ユーザがアドレスを割り振ることができます。TWELITEアプリの開発が必要です。
シリアルID
TWELITEには固有のシリアルIDが割り振られています。これを通信アドレスとして使用できます。接続台数は無制限です。ただし、アドレス変更ができないため、TWELITEを交換する際にソフトウェアでの対応が必要な場合があります。

TWELITEの特徴

小型
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省電力
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多数接続
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