ダイポールアンテナ
TWELITE-トワイライトの同軸コネクタタイプにコネクタ接続して使用するアンテナです。
![TWELITE](../../twelite/ant-terminal-hole.png)
![TWELITE](../../twelite/ant-terminal-coax.png)
アンテナ接続の際はアンテナ接続端子が同軸コネクタ のTWELITE-トワイライトをご使用ください。スルーホール
のTWELITE-トワイライトには接続できません。
スペースが確保できる場合は最も安定した通信が期待できます。
以下のような場合に適したアンテナです。
- ケース外にアンテナを設置できる時
- ケースが金属製の時
TWELITE-トワイライトに接続する際は別売のSMA変換ケーブルが必要です。
ダイポールアンテナの特性
電波の方向
以下は無指向性アンテナから出る電波とアンテナの感度の概念図です。図に示すようにアンテナを真上から見た場合、円状に電波が放射されます。
電波の方向に対して垂直方向にも幅を持っています。最大性能の半分になる角度をビーム幅(半値角)と呼び約60度です。通信相手はこの範囲内に設置してください。電波方向の中心に設置した時に最大利得となります。
この特性をご理解の上、最適な向きと位置に設置してください。
![FWHM-d85](../design/FWHM-d85.png)
![無指向性アンテナ](../design/FWHM-dipole.jpg)
絶対利得 2.14 dBiが理想的な半波長ダイポールアンテナのスペックです。これ以上の値になると指向性がでます。(半値角が狭くなる、または放射パターンが歪になる。)
アンテナの真上と真下(ドーナツの穴の部分)は感度が低くなりますのでアンテナを立てた状態で上下間の通信には不向きです。この場合はアンテナを横に向けるか、指向性のあるアンテナをお使い下さい。
アンテナ方向
![アンテナ方向](../design/match-1.png)
以下のようにアンテナが設置された場合に最も通信条件が良くなります。
![アンテナ方向](../design/match-2.png)
アンテナに高低差がある場合は通信条件が悪くなります。
![アンテナ方向](../design/match-3.png)
電波の方向の軸を合わせれば通信条件は良くなります。
![アンテナ方向](../design/match-4.png)
以下のように完全に上下に設置された場合は最も通信条件が悪くなります。
![アンテナ方向](../design/match-5.png)
ただし、以下のように両方のアンテナを水平方向に設置すれば通信条件は良くなります。
![2.4GHzアンテナ](../design/match-6.png)
以下のようにそれぞれのアンテナの向きが異なる場合は通信条件が悪くなります。