MW-A-W0(マッチ棒アンテナ)設置の手引き
MW-A-W0(マッチ棒アンテナ)の使用方法を説明します。
設置方法
親機に対して以下のように設置してください。親機に一般的なダイポールアンテナ MW-A-D114、MW-A-D85等を使用した例です。
通信状態を良好に保つためには両方のアンテナを上に向けてください。アンテナの方向が異なると電波の偏波方向が異なり性能が発揮できなくなります。
アンテナ特性が理想値に近くなる形状
アンテナを垂直方向に直線に伸ばした場合に最も性能を発揮できます。
アンテナを曲げて使う方法
アンテナは図のようにシールド缶に被らない方向に曲げてください。
アンテナを根元から10mmで曲げる
アンテナを根元から10mmで曲げて水平に置いた場合、性能が理想値より低下しますが良好となります。
アンテナを根元から10mmで曲げて垂直に置いた場合でも、性能が理想値より低下しますが同様に良好となります。
以上のようにこのアンテナ曲げパターンは水平、垂直どちらに置いても良好な性能を得られます。
アンテナを根元から曲げる
アンテナを根元から曲げて垂直に置いた場合、性能が理想値より低下しますが良好となります。
アンテナを根元から曲げて水平に置いた場合、性能が著しく低下します。これはアンテナの方向(偏波方向)が親機と異なってしまうためです。
アンテナ性能評価サービス
当社ではアンテナ性能評価サービスをご案内しております。基板設計前、試作基板完了後にご依頼いただくくことをお勧めいたします。