インタラクティブモード

インタラクティブモードでアプリの詳細設定を行うことができます。

ここでは無線タグアプリ(App_pal)固有の機能を説明します。共通機能については、インタラクティブモード(共通機能) を参照してください。

インタラクティブモードに入ると以下の画面が表示されます。

--- CONFIG/App_PAL V1-00-0/SID=0x810ea91d/LID=0x00/RC=8901/ST=0 ---
 a: set Application ID (0x67726305)
 i: set Device ID (--)
 c: set Channels (15)
 x: set Tx Power (13)
 b: set UART baud (38400)
 B: set UART option (8N1)
 k: set Enc Key (0xA5A5A5A5)
 o: set Option Bits (0x00000001)
 t: set Transmission Interval (1)
 p: set Senser Parameter (0x00000000)
 e: set Event Parameter(s) (0180002A0208002A0300802A0488002A0580802A0608802A0880000A1008000A)
---
 S: save Configuration
 R: reset to Defaults
バージョンにより表示が異なる場合があります。
モードの切り替え

下記の設定で動作センサーパルのモードを切り替えることができます。

  • 間欠送信モード
    初期設定で本モードなので、設定は不要です。
    • 送信間隔を1分から5分間隔にする場合
      送信間隔の設定(コマンド:t)を 1 → 5 に変更する。
    • 連続送信サンプル数を16から128にする場合
      センサ固有パラメータの設定(コマンド:p)を 0x00000000 → 0x00000007 に変更する。
  • 連続送信モード
    送信間隔の設定(コマンド:t)を 1 → 0 に設定する。
    • サンプリング周波数を25Hzから100Hzにする場合
      センサ固有パラメータの設定(コマンド:p)を 0x00000000 → 0x00000200 に変更する。
  • アクティブ検出モード
    送信間隔の設定(コマンド:t)を 1 → 0 に変更する。
    センサ固有パラメータの設定(コマンド:p)を 0x00000000 → 0x00002000 に変更する。
    • 連続で送信するサンプル数を 60サンプルから120サンプルにする場合
      センサ固有パラメータの設定(コマンド:p)を 0x00000000 → 0x00000002 に変更する。

送信間隔やサンプリング周波数、閾値の設定も可能ですので、詳しくはセンサー固有パラメータの設定をご覧ください。

設定コマンド一覧
コマンド 設定項目 初期値 説明
a アプリケーションID 0x67726305 同一の周波数チャネルを複数のグループで使用することが可能です。値は32ビットで設定します。
i 論理デバイスID   子機の論理デバイスIDを設定します。1~100までの値を設定できます。
c 周波数チャネルの設定 15 チャネル(11~26)を選択します。省電力動作を優先する観点から、複数チャネルの指定は無効としています。
x 送信出力の設定 13 1桁、または2桁の数字を指定します。2桁目は省略可能です。 1桁目は、送信出力を設定します。3が最強で2,1,0と1段階小さくなるたびに -11.5db 出力が低下します。出力を制限し電波の有効伝達範囲を小さくしたい場合に使用します。ただし、伝達可能距離は環境(ノイズ・遮蔽物など)に影響を受けます。
※ 理論上の伝達距離は 6db 出力が小さくなるたびに 1/2 になりますので、1段階小さくすることで伝達距離は約1/4になります。 2桁目は再送回数を設定します。2桁目は 0~9を指定し、0はデフォルトで再送なし、1~9は再送回数に対応します。
例:
3 -> 再送なし・最強出力(デフォルト、省略時)
42 -> 再送4回・出力は2(1段階弱める)
b UARTボーレートの設定 115200 入力値にかかわらず115200bps固定です。
B UARTパリティの設定 8N1 入力値にかかわらず8N1で固定です。
k 暗号化鍵の設定 0xA5A5A5A5 暗号化鍵を入力します。32bitの16進数を設定します。通信グループ内は全て同一の値に設定してください。
o オプションビットの設定 0x00000001 各種詳細設定ができます。
t 送信間隔の設定 1 v1.2.1以降
  • 定期送信パケットの送信間隔を秒単位で設定します。1〜4095の値で指定可能です。範囲外の設定をした場合の動作は不定です。
v1.2.0以前
  • 開閉、環境、動作センサーパル
    定期送信パケットの送信間隔を分単位で設定します。0〜4095の値で指定可能です。(動作センサーパルに接続した場合は、0を設定すると連続送信モードになります。)範囲外の設定をした場合の動作は不定です。
  • 通知パル
    定期送信パケットの送信間隔を秒単位で設定します。1〜4095の値で指定可能です。範囲外の設定をした場合の動作は不定です。
p センサ固有パラメータの設定 0 PALごとに決められたパラメータの設定をします。0以上の16進数で指定できます。
e イベントの設定 0180002A
0208002A
0300802A
0488002A
0580802A
0608802A
0880000A
1008000A
詳細はイベントの設定の項目を参照してください。
S 設定値の保存   設定を保存し、モジュールを再起動します。
R 初期値に設定を戻す   設定を初期化します。他の操作を行わず、続けてS キーによる設定の保存を行うとセーブ領域のクリアを行います。
センサー固有パラメータの設定

接続したSENSE PAL毎の設定を解説します

  • 開閉センサーパル
  • 設定項目なし

  • 環境センサーパル
  • 設定項目なし

  • 動作センサーパル
  • これらの設定は足し合わせることで機能を組み合わせて使用できます。

    設定値(16進) 説明
    0x??????00~0x??????FF 間欠送信モードとアクティブ検出モード時に送信するサンプル数を設定できます。
    1. 間欠送信モード
      送信するサンプル数は16サンプル単位で設定できます。
      サンプル数=16+16x設定値

      0x00000000 の場合:16サンプル(初期設定)
      0x00000001 の場合:32サンプル
      :
      0x00000007 の場合:128サンプル
      :
      0x000000FF の場合:4096サンプル
    2. アクティブ検出モード
      アクティブ検出モードでは加速度が設定値を超えた時、初期設定では直前の30サンプルと直後の30サンプルを送信します。 直後のサンプル数は30サンプル単位で設定できます。
      サンプル数=30+30+30x設定値

      0x00000000 の場合:60サンプル(初期設定)
      0x00000001 の場合:90サンプル
      :
      0x00000007 の場合:270サンプル
      :
      0x000000FF の場合:7710サンプル
    0x?????0??~0x?????F?? 加速度のサンプリング周波数を変更できます。設定値毎のサンプリング周波数は下記の通りです。
    0x00000000:25Hz(初期設定)
    0x00000100:50Hz
    0x00000200:100Hz
    0x00000300:190Hz
    0x00000400~0x00000F00:未定義
    0x????0???~0x????F??? 1g単位で閾値を定め、X軸、Y軸、Z軸のいずれかの加速度の絶対値が閾値を超えたら送信する、アクティブ検出モードに切り替わります。アクティブ検出モードの際は閾値を超えたと判断した直前に保存した加速度から順次送信します。本設定値が0の時はアクティブモードは無効になります。
    例 閾値を2gに設定する場合:0x00002000
    動作センサーパルを地面に対して水平もしくは垂直に設置した場合、いずれかの軸の加速度の絶対値は1g前後になるので、本設定値は1に設定する場合は良く検証してから設定してください。
  • 通知パル
  • 設定値(16進) 説明
    0x00000000 タップ&シェイクモード
    タップ(軽く叩く)やシェイク(振る)をした時に無線送信します。
    タップやシェイクで通知することができます。
    0x00000001 サイコロモード
    上を向いた面を検出し、無線送信します。
    6通りまでのステータスを通知することができます。
オプションビットの設定

オプションビット設定値を各ビットごとに解説します。

ビット(16進) 説明
0x00000001 各中継機または親機宛に送信し、受信した中継機すべての情報が親機に転送され、シリアル出力されます。
この場合、複数の受信パケットを分析する事で一番近くで受信したルータを特定することができます。
0x00001000 暗号化通信を有効にします。(相手側の暗号化設定もしてください。)
0x00010000 UART通信でのメッセージ出力を有効にします。
イベントの設定

通知パルに送られてきたイベントIDごとの振る舞いを設定することができます。

1イベントIDごとに4バイトで指定し、以下の設定例のようにつなげて記述することで最大17個のイベントの振る舞いを設定することができます。

すべてのイベントIDを設定する必要はありませんが、設定しなかったイベントIDはすべて、LEDを消灯する設定になります。

0180002A0208002A0300802A ...
^1234567 ...
0 1 2 3 4 5 6 7
0 イベントID
1 赤の輝度 緑の輝度
2 青の輝度 白の輝度
3 点滅パターン 点灯時間
  • イベントID
  • イベントIDを0x00~0x10で指定します。

  • 赤の輝度
  • 通知パルのLEDの赤の輝度を0x0~0xFで指定します。

  • 緑の輝度
  • 通知パルのLEDの緑の輝度を0x0~0xFで指定します。

  • 青の輝度
  • 通知パルのLEDの青の輝度を0x0~0xFで指定します。

  • 白の輝度
  • 通知パルのLEDの白の輝度を0x0~0xFで指定します。

  • 点滅パターン
  • 通知パルのLED点滅パターンを設定します。指定できる設定値は次の通りです。
    0:常時点灯
    1~3:点滅 (数値が大きくなるほど点滅が早くなる。)

  • 赤の輝度
  • 通知パルのLEDの点灯させる時間を秒単位で設定します。0に設定した場合は消灯しません。

設定情報の初期化

設定内容によっては、操作が困難になる場合があります。(ボーレートを設定したが、ターミナルソフトが対応しないボーレートだった等)その場合は以下の方法で初期化してください。

  • 別のアプリを改めて書き込み、そのアプリ上で初期化操作を行う 。(インタラクティブモードで 'R' キーを押して、次に 'S' キーを押すと初期化します)