UART-USB モジュール/ケーブル
TWELITE DIPはパーツショップなどで購入できる 3.3V用 UART-USB モジュール/ケーブルを使用してパソコンに接続することができます。以下に接続方法を説明します。
専用のUSBアダプター TWELITE Rもご用意しております。
UART-USBモジュール/ケーブルとの接続
以下の通りにTWELITE DIPとUART-USBモジュール/ケーブル間の配線をして下さい。
[TWELITE DIP] [UART(シリアル) USB モジュール] TX (PIN:10) ---> RX (入力:受信:3.3Vレベル) RX (PIN: 3) <--- TX (出力:送信:3.3Vレベル) GND ---- GND --- 確認を簡便にするためリセットボタンを接続 RST(PIN:21) <--(押しボタンスイッチ)--- GND
- 動作確認を円滑にするため RST (リセット入力) も結線しておいてください。
※ 上記の結線はチャタリングを考慮していませんので、ボタンを押したときに何度も起動メッセージが表示されるかもしれません。 - これらのUART USBモジュールには 3.3V 電源出力(最大負荷は35mA, FT232RL)がありますので、無線モジュールの電源として使用することも可能です。
- USB UART モジュールを利用するには、対応ドライバが必要です。(FTDI FT232RL は、WIndows7 以降では多くの場合、標準で利用できますが、動作しない場合は FTDI 社のサイト(http://www.ftdichip.com/)よりドライバをダウンロードしてください)
注:GNDの接続を忘れないようにしてください。(基板間に数十ボルトといった電位差が発生する事もあり故障の原因になります)
パソコンとの接続
モジュール側の接続が終わったら、パソコンとの接続を行います。最初は UART TX/RX/GND および RST(リセット入力) のみの接続を推奨します。
- パソコンにUSBケーブルを接続します。(無線モジュールと電気的に接続されている状態でパソコンのUSBポートの抜き差しは行わないでください。無線モジュールが故障する原因になります。)
- 無線モジュールの電源を投入しない状態でGNDを結線します。
- そのほかの結線を行います。
※ モジュールが異常な熱を持つような場合は速やかに Tx/Rx 線の接続を解除してください。 - ケーブル接続前にテスタなどで結線に間違いが無いか再度確認してください。
※ 特にGND/VCC間が導通になっていない事は確認してください。
- 無線モジュール電源を投入します。
※ USBドライバの振る舞いによっては、無線モジュールの電源を投入してからターミナルソフトを立ち上げないと COM ポートが正しく認識されない場合もあります。 - パソコン側でターミナルソフトを立ち上げます。通信条件は 115200bps 8N1(8bit パリティ無し ストップビット1)です。
- 既に無線モジュールが動作しているので、何か表示されているかもしれませんが、ここでリセットボタンを押します。
- ターミナル上に起動メッセージが表示されます。