モジュールの始動
モジュールの始動手続きについて説明します。
全般的な注意事項
- SPIMISO(プログラムモード開始用)のピンは、プルアップまたはオープンにしておいてください。
- SPIMISOピンにプログラムモードの操作を行う目的でボタンを付ける場合に、チャタリング防止用のキャパシタを入れてはいけません。
始動方法
- モジュールは 2.05V から稼働します。
- 電圧監視ICによる規定電圧以上の始動回路を接続する事を推奨します。
- この際、SPIMISOピンはプルアップまたはオープンとします。Loにしてはいけません。
- 外部のIOを接続する場合でプルアップするのが安全です。プルアップしない場合はフローティングなどSPIMISOピンが外部IOの出力に影響を受けないようにします。(外部のIOが Hi/Lo の出力状態にある場合、モジュール内部のフラッシュのSlave出力と外部のIOの出力が直結となり、モジュール内部のSPI通信が正常に行われず、またIOに過電流が流れます)
プログラムモード
- 電源投入、またはリセット時に SPIMISO ピンを Lo (GNDレベル) に設定します。
- 電源投入後 SPIMISO ピンをプルアップ(またはオープン)に戻します。外部のIOに接続する場合は、SPIMISOピンが外部IOからの出力設定の影響を受けないようにします(始動方法の項参照)。