ADCの仕様
TWELITEには10bit, 4ch のADCが搭載されています。( ADC2 は VREF 入力と共用です。ADC3,4 は DIO と共用になっています)
- ADCは、0-2.4V レンジです。(0-VCC の相対スケールではありません)
- ADCの内部 Vref は約 1.2V で、外部への出力はありません。また温度特性等の情報は公開されておりません。
- 精度を要求される場合は外部のADCの利用を推奨します。
- ADC は、2Mhz, 1Mhz, 500khz, 250khz (500khz 推奨)でサンプリング回路のサンプリングクロックを設定可能です。実際にこのクロックでサンプリングできるわけではなく、内部回路の周波数です。一定周期でサンプルしたい場合は、周期タイマー(TickTimer や TIMER0/1/2) 割り込みを起点にサンプル値の取得をソフトウェアで行います。ただし高周期ではタイマーの時間軸のブレ(ジッター)を考慮する必要があります。
- 1サンプル取得に (2, 4, 6, 8) x 3 + 14 サンプリングクロック必要です。
- 500khz で 2 クロックの場合、2x3+14 = 20 サンプリングクロック = 40 usec となります。
ADCの入力回路
ADCの入力回路は、図のようにモデル化できます。直列の抵抗は5kΩ~10kΩ(図では5kΩとなっています)です。外部回路の設計の参考にしてください。