TWELITE DIP リリースノート
TWELITE DIP の標準アプリの更新情報 です。
旧バージョンをお持ちの方も最新版に更新することが出来ます。
変更内容
PWM の周波数を変更できるようになりました。
インタラクティブモードにて z キーで設定可能です。 z: set PWM HZ (1000) 設定値は 1~12800 まで選択できます。
BPS ピンを GND に落としたときの UART の設定を変更できるようになりました。
インタラクティブモードにて b キーでボーレート、p キーでパリティを設定でき ます。 b: set UART baud (38400) p: set parity (N) ボーレートは 9600/19200/38400/57600/115200/230400 が設定可能です。 他の値も設定可能ですが、誤差等はオシロスコープ等を用いて検証した上、 利用ください。 パリティは N: 無し O: Odd=奇数 E: Even:偶数 を設定します。 ストップビットは1固定。ハードウェアフローは設定不可です。
コマンド 0x80 を送信する事で、相手先の IO 状態を変更できるようになりました。
電文形式 1バイト : 宛先アドレス (0x00: 親機, 0x01 ~ 0x64: 子機ID指定, 0x78: 全子機) 親機から子機、または子機から親機への伝送に限ります。 1バイト : コマンド番号 (0x80 固定) 1バイト : 書式バージョン (0x01 固定, 将来のための拡張) 1バイト : IO状態 b7..b3b2b1b0とした場合 b0/b1/b2/b3 が DO1/DO2/DO3/DO4)の設定値と なり、0がHi、1がLoとなります。設定を有効化するために、続く IO状 態マスクのビットが1に設定します。 1バイト : IO状態設定マスク b7..b3b2b1b0とした場合 b0/b1/b2/b3 が DO1/DO2/DO3/DO4)の設定値と なり、0が対応するDOを設定しない、1で設定します。 2バイト : PWM1の設定値です。 0(0%)~1024(100%)または0xFFFF(設定しない)を与えます。 2バイト : PWM2の設定値です。 2バイト : PWM3の設定値です。 2バイト : PWM4の設定値です。 1バイト : チェックサムです。 例 :7880010F0F0380030002800200DF 全DOをLOに設定し、PWMのDUTY比を 0x300, 0x300, 0x280, 0x200 に設定します。
フラッシュメモリをクリアする操作を追加しました。
電源投入前に ・DO1 を LED に接続 ・M2/M3/DI4/SDA を GND に設定 (M1 は Hiまたはオープンです) 電源を投入する。数秒間 DO1 の LED が点滅し、その後 DO1 の点滅間隔が遅く なります。遅くなった時点でフラッシュの値が初期化されます。電源を切ってください。
UART メッセージ伝送の中継が重複しないようになりました。
旧バージョンでは、中継機は新しい送信要求として処理していましたが、本バージョンでは同一要求のパケットとして送信します。
- 80バイト以上のパケット分割時の中継動作は安定しない場合が有ります。
システムの基本タイマーの周波数を変更できるようになりました。
インタラクティブモードにて x キーで設定可能です。 ※ 通常は設定しないでください。 x: set system HZ (250) 設定値は 500, 1000 が選択できます。内部の動作が変わりますが、 外部から見たアプリケーションの振る舞いは同じです。
SDKについて
- お手持ちの SDK でのビルドと同一バイナリが生成されない場合が有ります。
- 添付のソースは、お手持ちのSDKのディレクトリと差し替えて利用ください。