電子工作コミック「ハルロック」とTWELITE
「ハルロック」は、電子工作好きの女子大生・はるちゃんを主人公にした、講談社「モーニング」連載の電子工作コミックです(作:西餅)。実在の電子部品やガジェットが数多く登場することで知られ、作中ではモノをつなぐ無線マイコン TWELITE(トワイライト) も複数のエピソードで活用例として描かれました。



作品の詳細は 講談社「ハルロック」作品ページmorning.moae.jp をご覧ください。
作中に登場した「ねこったー(猫ツイッター)」とは
その「ハルロック」第2巻 第11話「つぶやき猫」に登場するのが 「ねこったー(猫ツイッター)」 です。作中で主人公のはるちゃんが、無線マイコン TWELITE を使って猫の行動(モノ)をインターネットにつないだ、猫の行動をツイートするシステムです。モノワイヤレスはこれを実際に再現しました。

「飼い主が留守のあいだ、猫は家で何をしているんだろう?」——この素朴な疑問を解決するために考案されたのが「ねこったー」です。猫の行動に応じて「走ってるニャン」「寝てるニャン」「トイレなう」などとスマートフォンにツイートします。猫の首輪に TWELITE とセンサーを内蔵し、首輪のセンサーが猫の行動を検出して、その情報をインターネット越しに知ることができます。
モノワイヤレスはこの「ねこったー」を実際に再現し、Maker Faire Tokyo 2014 で展示・紹介しました。この展示は テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」 の特集「広がるモノのインターネット」でも紹介されています。
仕組み — ビーコンとLQIで「猫の位置」を知る
「ねこったー」は、無線の電波強度を使って猫のおおまかな位置(存在検知・近接検知・通過検知)を判定します。
猫の首輪につけた無線センサーから定期的にビーコン(電波の合図)を送信させ、餌場やトイレなどに設置した受信機が、受信したビーコンの電波強度(LQI)の大きさや有無を見ます。受信機の近くに猫がいれば相対的に強い電波を受け取るため、「いま猫はどの場所の近くにいるか」を判定できる、という仕組みです。さらに首輪の加速度センサーで、激しく動いている/じっとしている、といった振る舞いも判定できます。
システム構成



- 猫鈴型の無線センサー(加速度センサー内蔵)を猫に装着する
- 餌入れ・トイレなどに、アクセスポイント(中継機)を設置する
- センサーは定期的にビーコンを送信。近くのアクセスポイントが相対的に強い電波を受信し、猫の近接を判定する
- 各アクセスポイントの情報を親機に集約し、猫の状態を判断する
- 判断結果をインターネット経由でTwitterなどのクラウドサービスへ展開する
同じ仕組みは「人・モノの位置検知」に応用できる
「ねこったー」は猫を対象にした楽しい事例ですが、まったく同じ仕組みで人やモノの位置(存在検知・近接検知・通過検知)を知ることができます。工場・倉庫での備品や作業者の所在把握、施設での見守りなど、ビジネス用途への応用は数多くあります。
こうした位置検知・動き検知は、開発不要ですぐ使える無線タグ TWELITE CUE(磁気・加速度センサー無線タグ)や、USB親機 TWELITE STICK で手軽に実現できます。実際の導入事例は 活用事例 でご覧いただけます。
← 会社情報(メディア掲載)に戻る