インタラクティブモード(共通機能)

レディメイドソフトウエア

TWE-APPSの各アプリはインタラクティブモードで詳細設定を行うことができます。ここでは各アプリに共通した設定の説明を行います。アプリ固有の設定は各アプリの詳細を参照してください。

設定変更モード(インタラクティブモード)に入る方法

説明動画 (再生時間:2分55秒)

TWE-LITE R(トワイライター)または市販の3.3V用 UART(シリアル) USB モジュール/ケーブルを使用してTWE-LITEとUSBでパソコンと接続します。

パソコン上でターミナルソフト(TeraTerm等)を起動します。シリアルポートを指定し、 シリアル通信の設定を「115200bps/8bit/パリティ無し/ストップビット1/フロー制御なし」にします。

インタラクティブモードに入る方法は各アプリの説明をご覧ください。(動画は超簡単!TWEアプリの例です。)

インタラクティブモードに入ると以下のような画面が表示されます。

--- CONFIG/TWELITE DIP APP V1-00-2/SID=0x81000038/LID=0x78 ---
 a: set Application ID (0x67720102)
 i: set Device ID (--)
 c: set Channels (18)
 t: set mode4 sleep dur (1000ms)
 y: set mode7 sleep dur (10s)
 f: set mode3 fps (32)
---
 S: save Configuration
 R: reset to Defaults

※ アプリやバージョンにより表示が異なります。
※ 本モードではエスケープシーケンスにより画面のクリアを行っているので、対応しないターミナルソフトウェアでは若干崩れたような表示になる事が有りますが、気にせず操作してください。

上記画面例のカッコ内の値が設定値です。 ”R” コマンドを実行した場合は初期値に戻ります。Device ID は未設定でモード設定ビットの値によって決定されます。

設定したい内容に対応するキーを入力すると、入力を促すメッセージが表示されますので値を入力し、Enter を入力してください。Ctrl+C を入力するとキャンセルします。DEL/BS の入力も可能です。

以下はアプリケーションIDを変更するために”a”を選択し、”12345”を入力した例です。

Input Application ID (HEX:32bit): 12345
    

設定値を変えただけでは内容は反映されません。”S”コマンドで必ず設定を保存して再起動してください。

周波数チャネルとアプリケーションIDの関係

無線モジュール

初期設定では1ペアまたは1グループのみ通信可能となっています。これは周波数が18チャンネルに設定され、同一のアプリケーションIDが割り振られているからです。よって、複数のペア・グループが同一通信範囲に存在する場合、混信してしまいます。周波数チャンネルまたはアプリケーションIDを変えることで複数のペア・グループでの通信が可能になります。

周波数チャンネル

無線端末同士が通信するためには同一の周波数チャンネルを使用する必要があります。異なった周波数チャンネルを使用している場合は通信できません。よって、他のシステムと混信させないためには周波数チャンネルを変えることが1つの方法です。この機能により周波数チャンネル番号(11〜26)の16個の周波数を選択することができます。

アプリケーションID

もう1つの方法は、アプリケーションIDを設定する方法です。アプリケーションIDを設定すれば同一の周波数チャネル上で複数のグループが通信できます。それぞれのグループで異なったアプリケーションIDを設定することで同一のアプリケーションID同士のみを通信の対象にすることができます。この機能により周波数チャンネル数(16)以上のグループで通信することができ、実用上十分なグループ数を設定できます。

周波数チャネル

TWE-LITEはIEEE802.15.4無線規格に準拠しており、2.4GHz帯を16チャンネル(CH11~CH26)に分割して使用します。

TWE-Lite DIP(トワイライトディップ)

使用チャンネルは設定変更モード(インタラクティブモード)で変更が可能です。初期値は18チャンネルが設定されています。

設定方法

周波数チャネルを変更する場合はc(小文字)をタイプすると以下のメッセージが表示されます。

Input Channel(s) (e.g. 11,16,21):

設定するチャンネル番号(11~26)を一つ選び入力してリターンキーを押してください。

S(大文字)をタイプして設定を保存して再起動してください。

※設定値を変えただけでは内容は反映されません。”S”コマンドで必ず設定を保存して再起動してください。

電波干渉回避機能(チャネルアジリティー)

周波数チャネルの設定で複数のチャネルを選択することで電波干渉回避機能(チャネルアジリティー)が動作します。

TWE-LITE DIPは電波干渉回避機能としてチャネルアジリティーを実装しています。チャネルアジリティーとは複数の周波数チャネルを使用して通信することにより、電波環境が良くない場合に通信成功率を上げる仕組みです。同時に最大3チャネルまで登録することが出来ます。

同一データを複数チャンネルで送信するため電波環境が良い場合は不要な重複パケットが送信される分、消費電力が高くなります。

設定方法

電波干渉回避機能(チャネルアジリティー)を使用する場合はc(小文字)をタイプすると以下のメッセージが表示されます。

Input Channel(s) (e.g. 11,16,21):

設定するチャンネル番号(11~26)を最大3個までカンマ区切りで入力してリターンキーを押してください。

例:11、19、26チャンネルを選択する場合

Input Channel(s) (e.g. 11,16,21): 11,19,26

S(大文字)をタイプして設定を保存して再起動してください。


※ 電波環境が良好な場合は複数チャネルを選択すると成功率が若干悪くなります。
※ 連続送信モードや中継機が含まれる場合は、 使用するチャネル数が増えると非常に多くのパケットが送信されることになりますので、パケットが混雑する場合が有ります。

アプリケーションIDの設定

無線ネットワークをグループ分けするためのIDです。同じアプリケーションID間でのみ通信が可能です。

異なったアプリケーションIDを設定することで同一の周波数チャネルを複数のグループで使用することが可能です。値は32ビットで設定します。

設定方法

アプリケーションIDを変更する場合はa(小文字)をタイプすると以下のメッセージが表示されます。

Input Application ID (HEX:32bit):

16進数で32ビットの数値を入力してリターンキーを押してください。

S(大文字)をタイプして設定を保存して再起動してください。

※設定値を変えただけでは内容は反映されません。”S”コマンドで必ず設定を保存して再起動してください。

送信出力と再送回数の設定

再送回数(リトライ)を指定することで同一データを複数回送信します。通信環境が悪い場合はリトライを設定するとデーターの到達確率が上がります。再送回数(リトライ)を多くしたほうが通信成功確率は上がりますが、通信時間と消費電力が犠牲になりますので最適値を設定してください。
送信出力は初期値では最大になっていますが、出力を弱め電波の有効伝達範囲を小さくすることができます。

設定方法

送信出力と再送回数を変更する場合はx(小文字)をタイプすると以下のメッセージが表示されます。

Rf Power/Retry
YZ Y=Retry(0:default,F:0,1-9:count
Z=Power(3:Max,2,1,0:Min)
Input:

下1桁目は、送信出力を設定します。3が最強で2,1,0と1段階小さくなるたびに -11.5db 出力が低下します。※ 理論上の伝達距離は 6db 出力が小さくなるたびに 1/2 になりますので、1段階小さくすることで伝達距離は約1/4になります。ただし、伝達可能距離は環境(ノイズ・遮蔽物など)に影響を受けます。

下2桁目は再送回数を設定します。2桁目は 0~9を指定し、0は各アプリのデフォルト値、1~9は再送回数に対応します。Fを指定すると再送なしになります。
例:
32 -> 再送3回、出力1段階弱める
93 -> 再送9回、出力最大

設定情報の再初期化

設定内容によっては、操作が困難になる場合があります。(ボーレートを設定したが、ターミナルソフトが対応しないボーレートだった等)その場合は以下の方法で初期化してください。