設定変更(インタラクティブ)モード

ここでは無線タグアプリ(Samp_monitor)固有の機能の説明をします。インタラクティブモードの共通機能については、解説 を参照してください。

設定の際に子機のインタラクティブモードへの入り方が特殊ですので注意してください。

親機の設定

インタラクティブモードに入るには、どの UART モードにおいてもパソコン上のターミナルソフトウエアから + + + と + を3回入力します。+ と + の間には 0.2 秒から 1.0 秒間を空けます。(注:子機側の設定方法は + + + ではありません)

--- CONFIG/Samp_Monitor V1-0x-x/SID=0x810029e5/LID=0x00 ---
 a: set Application ID (0x67726305)
 i: set Device ID (--)
 c: set Channels (15)
 x: set Tx Power (3)
 b: set UART baud (115200)
 B: set UART option (8N1)
 k: set Enc Key (0xA5A5A5A5)
 o: set Option Bits (0x00000001)
---
 S: save Configuration
 R: reset to Defaults

設定コマンド一覧

コマンド 機能 説明 初期値
a アプリケーションIDの設定 同一の周波数チャネルを複数のグループで使用することが可能です。値は32ビットで設定します。 0x67726305
c 周波数チャンネルの設定 チャネル(11~26)を選択します。省電力動作を優先する観点から、複数チャネルの指定は無効としています。 15
x 送信出力の設定 送信出力を設定します。 3が最強で2,1,0と1段階小さくなるたびに -11.5db 出力が低下します。 出力を制限し電波の有効伝達範囲を小さくしたい場合に使用します。 ただし、伝達可能距離は環境(ノイズ・遮蔽物など)に影響を受けます。 ※ 理論上の伝達距離は 6dB 出力が小さくなるたびに 1/2 になりますので、1段階小さくすることで伝達距離は約1/4になります。 3
b UARTボーレートの設定 9600/ 19200/ 38400/ 57600/ 115200/ 230400が設定可能です。 他の値も設定可能ですが、オシロスコープ等を用いて誤差を検証した上で使用してください。 115200
B UARTパリティの設定 N: 無し、O: Odd(奇数)、E: Even(偶数)を設定します。ストップビットは1で固定。ハードウェアフローは設定不可です。また、8N1, 7E2 といったビット数、パリティ、ストップビットの設定が可能ですが、動作検証は 8N1 のみとなります。動作検証以外の設定で利用される場合は、オシロスコープなどで波形を観察し要求を満足するか確認の上利用してください。 8N1
k 暗号化鍵の設定 暗号化鍵を入力します。32bitの16進数を設定します。 0xA5A5A5A5
o オプションビットの設定 各種詳細設定ができます。 0x00000001
S 設定値の保存 設定を保存し、モジュールを再起動します。  
R 初期値に設定を戻す 続けてS キーによる設定の保存を行ってください。  

オプションビットの設定

オプションビット設定値を各ビットごとに解説します。

設定値(16進) 機能 説明(ビットを設定したときの振る舞いを記述)
0x00000020 UART出力の設定 UART出力を SimpleTagV3 形式で出力します。
0x00001000 暗号化通信の設定 暗号化通信を有効にします。(相手側の暗号化設定もしてください。)

子機の設定

インタラクティブモードに入るには、モード選択ビット2(M2)をGNDに接続し、電源を投入します。

--- CONFIG/Samp_Monitor V1-04-1/SID=0x81013c6a/LID=0x00/RC=9186 ---
a: set Application ID (0x67726305)
i: set Device ID (--)
c: set Channels (15)
x: set Tx Power (3)
d: set Sleep Dur (5000)
w: set Sensor Wait Dur (0)
m: set Sensor Mode (0x35)
p: set Sensor Parameter (0)
P: set Sensor Parameter2 ( )
k: set Enc Key (0xA5A5A5A5)
o: set Option Bits (0x00000001)
---
S: save Configuration
R: reset to Defaults

設定コマンド一覧

コマンド 機能 説明 初期値 バージョン
a アプリケーションIDの設定 同一の周波数チャネルを複数のグループで使用することが可能です。値は32ビットで設定します。 0x67726305  
i 論理デバイスIDの設定 子機の論理デバイスIDを設定します。1~100までの値を設定できます。    
c 周波数チャンネルの設定 チャネル(11~26)を選択します。省電力動作を優先する観点から、複数チャネルの指定は無効としています。 15  
x 送信出力の設定 1桁、または2桁の数字を指定します。2桁目は省略可能です。 1桁目は、送信出力を設定します。3が最強で2,1,0と1段階小さくなるたびに -11.5db 出力が低下します。出力を制限し電波の有効伝達範囲を小さくしたい場合に使用します。ただし、伝達可能距離は環境(ノイズ・遮蔽物など)に影響を受けます。
※ 理論上の伝達距離は 6db 出力が小さくなるたびに 1/2 になりますので、1段階小さくすることで伝達距離は約1/4になります。 2桁目は再送回数を設定します。2桁目は 0~9を指定し、0はデフォルトで再送なし、1~9は再送回数に対応します。
例:
3 -> 再送なし・最強出力(デフォルト、省略時)
42 -> 再送4回・出力は2(1段階弱める)
13 v1.5.3 以降
d 送信間隔の設定 定期送信パケットの送信間隔を設定します。センサ情報の送信間隔をミリ秒で指定します。30〜86,400,000の値で指定します。 5000  
w 起床後センサ情報が安定するまでの待ち時間の設定 温度センサやアナログセンサが安定するまでの時間をミリ秒で設定します。 30  
m センサ種別の設定 子機に接続するセンサを16進数で設定できます。 0x10  
p センサ固有パラメータの設定 センサごとに決められたパラメータの設定をします。0以上の10進数で指定できます。 0  
P モード毎のパラメータの設定      
k 暗号化鍵の設定 暗号化鍵を入力します。32bitの16進数を設定します。 0xA5A5A5A5  
o オプションビットの設定 各種詳細設定ができます。 0x00000001  
S 設定値の保存 設定を保存し、モジュールを再起動します。    
R 初期値に設定を戻す 設定を初期化します。
他の操作を行わず、続けてS キーによる設定の保存を行うとセーブ領域のクリアを行います。
   

センサ種別と固有パラメータ

上記設定の「センサ種別」と「センサ固有パラメータの設定」の設定内容です。

センサーNo. センサー 固有パラメータ
0x10 アナログセンサー なし
0x11 LM61(アナログ温度センサー) 温度にかけるバイアスを設定します。1℃上昇させるには100に設定します。値域は-32767~32767の間で設定できます。
0x31 SHT21(温湿度センサー) なし
0x32 ADT7410(温度センサー) なし
0x33 MPL115A2(気圧センサー) なし
0x34 LIS3DH(3軸加速度センサー) なし
0x35 ADXL34x(加速度センサー) なし
0x36 TSL2561(照度センサー) なし
0x37 L3GD20(ジャイロセンサー) なし
0x38 S11059-02DT(カラーセンサー) なし
0x39 BME280(温度、湿度、圧力センサー) なし
0xFE 押しボタン パケットを送信するタイミングを設定します。
1:立ち上がり 0:立ち下り

※ 立ち上がり時は DI1 のプルアップを停止します。

オプションビットの設定

オプションビット設定値を各ビットごとに解説します。

設定値(16進表記) 機能 説明(ビットを設定したときの振る舞いを記述)
0x00000400 OTA の禁止 電源投入時 OTA (無線経由での設定) を禁止します。このビットを設定した場合 OTA を有効にするには、M2 ピンを Lo にして電源投入します。
0x00001000 暗号化通信の設定 暗号化通信を有効にします。(相手側の暗号化設定もしてください。)
0x00010000 UART出力の設定 UART通信でのメッセージ出力を有効にします。