Connecting "Things" wirelessly

消費電力

無線はとても便利です。中でもWiFiは広く普及し、パソコンやスマートフォンを使用した無線通信はわたくしたちの生活に浸透しています。WiFiはサイズの大きなファイルや写真を短時間で転送したり、より大きく鮮やかな動画を転送したりすることに対応するため、通信速度をより速める方向で進化してきました。その結果、ファイルの転送時間を短くしたり、より高画質な動画を送れるようになりました。このように便利なWiFiですが高性能なため消費電力がどうしても大きくなってしまいます。WiFiは更に高機能で高性能にする方向で進化しています。よって、バッテリーで使用する場合は消耗が激しくなります。高性能、高機能と省電力は相反する要求なので仕方ありません。

一方、モノを無線でつなぐ場合を考えると通信速度はそれほど速い必要はありません。なぜなら、モノが発信する情報はわずかだからです。モノの無線化には通信速度よりも消費電力を低く抑えバッテリーを長持ちさせることが重要です。相反する要求は同時に実現できません。よって、高性能で高機能を目指したWiFiとは別にモノをつなぐための省電力でシンプルさを目指す無線の必要性が増えてきました。小型電池で年単位の動作をする無線が望まれているためです。このため、より高速で大容量なブロードバンド(広帯域)無線と省資源のナローバンド(狭帯域)無線の両方を整備していく必要があります。

ナローバンド(狭帯域)無線は省電力であるという特徴とともにパケットサイズ(一度に送るデーターサイズ)が小さいという特徴があります。パケットサイズが小さいため、より多くのモノが同じ空間で通信可能になります。

WiFiが採用している無線通信規格はIEEE学会が定めたIEEE802.11という国際規格です。IEEE学会はナローバンド無線の規格としてIEEE802.15.4を定めました。モノワイヤレスのTWEはこのIEEE802.15.4を採用しています。使用目的が違うためWiFiとは電波の使い方が大きく異なります。

WiFi(IEEE802.11 2.4GHz)とIEEE802.15.4の違いを車に例えて図解しました。WiFiは大容量で高速ですので映像データ等を運ぶのに適しています。しかし、燃費はあまり良くありません。そして、車体(容量)が大きいので運べる荷物(データ)は多いですが同時に走行(通信)できるのは3車線(チャネル)だけです。更にWiFiは各チャネルが重なって割り当てられているため2チャンネルから5チャンネルを使用する端末があると1チャンネルと6チャネルも妨害を受けてしまいます。同様に7チャンネルから10チャンネルを使用する端末があると6チャンネルと11チャネルも妨害を受けてしまいます。よって、車両(通信端末)の数が増えるとすぐに混雑してしまいます。

一方、IEEE802.15.4は大きなデータを送信することには適しませんが、車体(パケットサイズ)が小さいので小回りが利きますし、燃費も良いです。同時に16車線(チャネル)で通信できますし、通信時間が短いため同じチャネル内でも多数の端末で共有することが可能です。混雑時に隙間をすり抜けられる確率も高くなります。

このようにブロードバンド無線通信とナローバンド無線通信はそれぞれに特徴を持ち目的に応じて使い分けが必要です。

モノをつなぐための無線マイコンモジュール

モノワイヤレスは"モノ"をつなぐためのナローバンド無線に注力し、低消費電力で簡単に使える無線マイコンモジュールTWE-LITE(トワイライト)を核とした様々な製品とサービスをご用意しております。

無線マイコンモジュールTWE-LITE(トワイライト)の3つの特徴

”モノ”を無線でつなぐための無線モジュールに求められている基本性能を充実することがTWE-LITE(トワイライト)の設計コンセプトです。そして、それぞれの性能を高めていることがTWE-LITE(トワイライト)の特徴です。

Feature 1. Low Power

ざまりん

Long Battery Life

TWE-LITE(トワイライト)は超低消費電力が特徴で、電池や環境発電デバイスで実用的な動作時間を実現できます。>>詳細

Feature 2. Long Range

ざまりん

電波が良く飛ぶ

TWE-LITE(トワイライト)は電波法を尊守しつつ十分なリンクバジェットを持ち、実用的な通信距離を確保できます。>>詳細

Feature 3. Fast Connection

ざまりん

接続が速い

TWE-LITE(トワイライト)は瞬速起動と高速処理で実用的な電池寿命と大規模ネットワーク通信の安定性を高めます。>>詳細